HIS、旅行業界初の店舗でビットコイン決済を導入 エイチ・アイ・エス
2017年9月21日(木) 配信
エイチ・アイ・エス(HIS)は2017年9月23日(土)から、ビットフライヤーと連携し、仮想通貨「ビットコイン」を活用した決済サービス導入を、HISの首都圏内の旗艦店9拠点38店舗で始めた。【平綿 裕一】
ビットコインを活用した店舗での決済サービス導入は、旅行業界初となる。決済開始記念キャンペーンで、9月23日(土)から導入店舗でビットコイン決済限定商品の販売を行う。さらに9月23日(土)と24日(日)には、東京ビックサイトで開かれる世界最大級の旅の祭典「ツーリズムEXPOジャパン」会場で、ビットコイン決済専用ツアーを販売する。
■市場規模は10兆円とも
仮想通貨は今年に入り急拡大を続けていて、市場規模は10 兆円を超えるといわれている。仮想通貨のなかでも、ビットコインは時価総額が一番高い仮想通貨となっている。今年4 月の改正資金決済法の施行で、ビットコイン保有者や、使用可能な店舗も増加。今後も市場は拡大すると予想されている同社は「国内のお客様の利便性向上と、新規マーケットへの対応を目的に、ビットコイン決済の導入を決定した」とコメントしている。
21日(木)の午前9:30から、導入に先立ち、HIS新宿本社営業所で、HISとビットフライヤー両社によるサービス導入イベントないし、ビットコイン決済限定商品の先行予約受付を開始する。先行予約特典として、同所でビットコイン決済限定商品を購入すれば、先着10人に5千円分のビットコインをプレゼントする。
なお、決済開始記念CPとして、9月23日(土)から、導入店舗でビットコイン決済限定商品の販売を実施。一例に、ソウル3日間1万6800円、ハワイ5日間6万9800円などを挙げた。ツアーの詳細やほかの商品は専用ページからみることができる。http://bit.ly/2juPfsC
■ビットコイン決済概要
ビットコイン決済開始日:2017年9月23日(土)※新宿本社営業所のみ9 月21 日(木)より先行導入
決済システム導入店舗:下記のHISの首都圏内旗艦店9 拠点38 店舗
新宿本社営業所(15店舗)、渋谷本店(3店舗)、銀座本店(6店舗)、丸の内
本店(3店舗)、池袋本店(2店舗)、Hawaii 新宿三丁目(2店舗)、銀座コア営
業所、六本木営業所、H.I.S.旅と本と珈琲とOmotesando 営業所(5店舗)
決済上限:1決済につき200 万円相当のビットコインまで
「ビットフライヤー」
国内最大の仮想通貨・ブロックチェーン企業。フィンテックの領域において仮想通貨・ブロックチェーンの技術開発を通じたイノベーションを目指し、仮想通貨販売所・取引所、ビットコイン決済サービスなどを提供する仮想通貨総合プラットフォームbitFlyerの運営、およびブロックチェーンの調査・分析、ブロックチェーンを活用した新サービスの研究開発を行っている。