「とやま移住旅行」の参加者を募集! 実際に移住した先輩が企画・案内 1泊2日のツアー通じて暮らしや仕事を体感
2017年9月25日(月) 配信
富山県は、富山での暮らしと仕事を実際に体感してもらう1泊2日のツアー「とやま移住旅行 Vol.2」を、今年10月と来年2月に2回ずつ(計4回)開催する。富山への移住を考えつつも「なかなか決定打を得られていない」と感じている人が対象。現在、公式サイト(http://welcome-kitekite.jp/)で参加者を募集している。【鈴木 克範】
「とやま移住旅行」は、今年2-3月に3週連続で初めて開催した。「実際に富山に移住した先輩たちが企画して案内するので、移住前後の思いや今の状況などをざっくばらんに話しながら巡ることができた」など、参加者から好評を得たという。
ツアー第2弾では、「とやまのヒトと企業巡り」「とやまの食と農林水産業」をテーマに、富山市や高岡市のほか、朝日町や魚津(うおづ)市、砺波(となみ)市、小矢部(おやべ)市など、訪問先やガイド役も前回以上に充実させて開催する。四季の中で最も彩り鮮やかな実りの秋、そして厳しい寒さや雪を体験しつつ日本海の幸を楽しめる冬、それぞれの季節の暮らし方を体感しつつ、富山の人情味あふれる魅力的な人たちに会うことができる体験ツアーだ。
参加費は各コースとも1万円(税込み、1日目昼食・夕食、2日目朝食・昼食、宿泊費、体験費、県内移動費、保険料込み、富山までの旅費交通費は各自別途負担)、定員は各コース15人。
■とやま移住旅行Vol.2概要
【第1回】
テーマ:とやまのヒト、イマ、企業 くらし・しごとツアー
期 間:2017年10月14日(土)-15(日)
定 員:15人 (最低催行人数5人)
料 金:10,000円(税込)/大人1人
ミッション&散策の地⇒1日目は富山市中心市街地エリア、2日目は岩瀬(いわせ)または呉羽(くれは)エリア(どちらかを選択)
締 切:10月9日(月)先着順(県外在住の方優先)
【第2回】
テーマ:農+食 とやまのさとやま くらし・しごとツアー
期 間:2017年10月28日(土)-29日(日)
定 員:15人(最低催行人数5人)
料 金:10,000円(税別)/大人1人
目的地:宿泊住民体験の地⇒富山市(大長谷エリア)
ミッション&散策の地⇒1日目は富山市大沢野(おおさわの)・大長谷(おおながたに)エリア、2日目は大長谷・八尾(やつお)エリア
締 切:10月23日(月)先着順(県外在住の方優先)
【第3回】
テーマ:とやまのモノ、マチ、伝統 くらし・しごとツアー
期 間:2018年2月3日(土)-4日(日)
定 員:15人(最低催行人数5人)
料 金:10,000円(税込)/大人1人
目的地:宿泊&住民体験の地⇒高岡市(中心部)
ミッション&散策の地⇒1日目は高岡市、2日目は小矢部(おやべ)市・砺波(となみ)市・南砺(なんと)市
締 切:1月29日(月)先着順(県外在住の方優先)
【第4回】
テーマ:農+食 とやまのさとうみ くらし・しごとツアー
期 間:2018年2月24日(土)~25日(日)
定 員:15人(最低催行人数5人)
料 金:10,000円(税込)/大人1人
目的地:宿泊&住民体験の地⇒魚津(うおづ)市(中心部)
ミッション&散策の地⇒1日目は魚津市(漁港・中心部)、2日目は朝日町(蛭谷(びるだん)・泊(とまり)エリア)
締 切:2月19日(月)先着順(県外在住の方優先)
■「とやま移住旅行」8つの特徴
(1)対話型ツアー
移住の先輩たちがガイド役を務めるので、地域の事情や雰囲気、最新の動向などについてもざっくばらんに語り合える。
(2)組み替えあり
要望によって体験内容が変えることができる。少人数のグループに分かれての行動がメインとなるため、参加者の好みや要望に合わせて、巡る場所やガイドを選び、組み替えられる。
(3)自由時間あり
自由時間や散策する時間がある。本ツアーは、出発地から目的地までの「移動」の時間も大切にしている。街並み散策などはあまりコースを決めずに、参加者が自分の直感で自由に動ける時間を設けている。
(4)ミッションあり
限られた時間のなか、主体的に人や地域と関わりをもってもらうため、地元の人や他の参加者と“何か”をすることを行程に盛り込んだ。簡単なミッション(課題)を設けて、「インプット」ばかりではなく「アウトプット」も行えるようにしている。
(5)じっくり話せる
人の目を気にせず相談できる。大人数だと、空気を読んでしまい、なかなか聞けないことも。今回の旅は、少人数でホンネに迫れるよう、話せる時間と場をたくさん用意している。
(6)移動最小・密度濃厚
範囲は小さく、密度濃く人に会う。移動範囲はコンパクトに、時間を節約する分、さまざまな人と出会える工夫をしている。
(7)先輩と巡る
先輩移住者と一緒に巡る。キラキラ素敵に暮らす話だけでなく、苦労談や裏話も知りたい。そんな声に応えるため、先輩たちの日常も垣間見れるような巡り方をする。いい意味でボロも見えるツアーだ。
(8)甘える人をつくる
頼れて甘えられる人をつくる。移住者の先輩たちはもちろん、地域の世話役のように顔が広く面倒見のいい人や、孤高の仙人のように精神的な支柱になりそうな人、似たような感覚を持っていて友達になれそうな人など。「ここに来て大丈夫」と思える人との出会いも取り持つ。