「君の名は。カフェバス」が8月3日から運行!運行に先立ちメディア試乗会を実施! ~映画のなかで描かれた舞台を巡り、劇中のメニューを再現して提供~
(C)2016「君の名は。」製作委員会
ウィラー(村瀨茂高代表)は8月3日から、KADOKAWAグループの旅行会社と手を組み「君の名は。カフェバス」を運行する。
映画「君の名は。」で描かれた東京の舞台を巡り、劇中のスイーツなどをイメージしたメニューを車内で提供する。さらに参加者には8種類あるコースターのうち1つプレゼントする。同社の2020年までの売上目標は500億円。昨今人気の“聖地巡礼”を基軸としたコンテンツツーリズムで、新たな市場を開拓する。
村瀨代表は写真栄えする「フォトジェニック」な旅などが人気を集めていることを踏まえ、「これまで旅先から目的を決めていたが、SNS上へのアップを目的とした旅先選びへと転換した」とみている。この新たな流れに合った顧客目線の商品として、今回の運行も同社が考える「ジェニック旅」のコンテンツの1つに据える。
日本に2台だけの天井がない「レストランバス」を、“君の名は。”仕様にラッピング。レストランバスは1階が厨房となっており、2階で開放的な空間で風景を楽しみながらカフェメニューを楽しめる。通常のコースは90分で大人子供ともに5800円(カフェメニュー付き)。「君の名は。カフェ」で好評だった「瀧と入れ替わった三葉も思わず写真を撮りたくなったパンケーキ」などのメニューを含む3点を提供する。運行は9月29日(金)まで。
「君の名は。」は2016年8月に公開。現在も公開する映画館があるほどのロングランとなっている。日本国内の興行収入は約250億円、観客動員数は1900万人を突破している。
■メディア試乗会 フォトギャラリー
運行に先立ち7月27日にメディア向け試乗会を実施。試乗会には、日本在中の外国人を「トライアルトラベラー」として募集。トライアルトラベラーには、割引価格や無料でバスやツアーを体験させ、外国人目線でSNSに発信してもらう。
試乗会では、主人公らが訪れた場所や見ていた景色などをバスガイドの説明付きで巡り、約45分のコースを運行した。同社広報によれば、予約は好調で「9割ほどが日本人の方。老若男女問わずお申込みいただいている」という。今後は訪日外国人も集客していきたい考えで、すでに英語・中国語(繁体字)・日本語の3言語に対応している。
7月27日(木)に行なわれたメディア向け試乗会のようす
「君の名は。カフェバス」スペシャルセットの「瀧と入れ替わった三葉も思わず写真を撮りたくなったパンケーキ」が登場。
内装にもこだわりが目立つ。ファンにはうれしい仕様だ。
SNSでの情報発信を担う、トライアルトラベラーの皆さん。「とても楽しいドライブだった」と感想を漏らした。
ウィラーのオープントップバスを利用。日本には2台しかないものをオリジナルラッピングした。
訂正:本記事は、2017年7月31日(月曜日)に、「8月29日(火)」という記述を、「9月29日(金)」に改めました。正しくは、「運行は9月29日(金)まで」です。お詫びし訂正致します。