紅葉の絨毯が広がる立山黒部アルペンルート、「鉄道の日」記念イベントやお得な平日割引Webきっぷ発売
2017年9月27日(水) 配信
富山県の代表的観光地「立山黒部アルペンルート」を運営する立山黒部貫光(佐伯博社長、富山県富山市)は、見ごろを迎えた紅葉シーズンに合わせたさまざまなイベントの開催や、お得な平日割引のWebきっぷの販売を行っている。【松本 彩】
立山の紅葉は北海道の大雪山と並び日本で最も早く、例年9月中旬ごろから色づき始める。山頂から麓にかけて標高差があるため、さまざまな場所で時期をずらして紅葉期間が楽しめるため、毎年多くの観光客が訪れている。
■ロープウェイやバスで気軽に紅葉の絶景をめぐる
広大な立山黒部には、彩り鮮やかな紅葉スポットが数多く存在する。その中でもとくに観光客から高い人気を誇っている「大観峰~黒部平エリア」と「弥陀ヶ原高原」を紹介する。
・立山ロープウェイで紅葉飛行!(大観峰2316m~黒部平1828m)
日本一の長さを誇るワンスパンロープウェイから見渡す“紅葉の大パノラマ”は息を飲む美しさ。例年の見ごろは9月下旬~10月中旬で、大きく取られた窓から、西には大斜面の大観峰、東には後立山連峰と黒部湖の絶景が広がる。
景観と環境保全の観点から、大観峰と黒部平の間には1本も支柱がなく、そのため360度、全山燃えるような立体的な紅葉が鑑賞できる。運が良ければ、10月上旬の初雪と合わせて雪と紅葉のコントラストも見ることができる。
・弥陀ヶ原高原で紅葉散策!(弥陀ヶ原1930㍍)
日本最高所のラムサール条約湿地帯に広がる“紅葉の絨毯”は、オレンジ色に染まる湿原と所々に鏡のように光る「池塘(ちとう)」の美しいアクセントが鑑賞のポイント。例年の見ごろは10月上旬~10月中旬。
気象条件が良ければ、富山平野や雲海も一緒に眺められ、なだらかな溶岩台地に広がる弥陀ヶ原高原には、風情ある木道が延々と続き、秋風を感じながらゆっくりと散策を楽しむことができる。
■秋の立山を満喫するウォーキングや鉄道の日記念イベントなど開催!
「立山黒部シーズンウォーク~隠れハートを探せ~」
各スポットのベストシーズンに散策コースを巡る「立山黒部シーズンウォーク」。スマートフォンを片手にGPS連動のエリアマップでコースや見どころをチェックしながら散策しよう。
(詳細)
名称:弥陀ヶ原ウォーク
開催日時:2017年10月7日(土)~10月9日(祝・月)
午前9:00~午後2:00
参加費:無料 ※別途、弥陀ヶ原までの乗車券は必要
受付:弥陀ヶ原ホテル前、または弥陀ヶ原駅前
参加特典:弥陀ヶ原オリジナル缶バッジプレゼント
一面が赤やオレンジに染まる美しい高原の木道を散策しながら、ガキの田と呼ばれるハート形の池塘(ちとう)を探そう!
「鉄道の日記念イベント」
10月14日鉄道の日を記念して、日本の「鉄道駅」としては一番標高の高い2450mに位置する「室堂駅」や「大観峰駅」でさまざまなイベントを開催する。
開催日時:2017年10月14日(土) 午前10:00~午後2:00
開催場所:室堂駅(標高2450m)、大観峰駅(標高2316m)
内容:
・立山トンネルトロリーバスを室堂ターミナル駐車場に展示、体験乗車
・制服を着用しての車体をバックに記念撮影
・トロリーバス紹介パネルの展示
・「行き先表示板」プレートのお絵描きコーナーの設置
※雨天の場合は、屋外イベントは中止。
・ご当地キャラクターの登場
・和太鼓の生演奏
・乗り物をモチーフにしたお土産品の販売
■Web限定のお得なきっぷ「平日割Webきっぷ」発売中
利用期間:
2017年11月2日(木)までの平日
※乗車券は発売日を含め5日間有効となるため、5日間に含まれる土日祝日は利用可能
対象:
個人旅客のみ(15人以上は団体受付となる)
※購入は5人以下の旅客を対象。6人以上14人以下の購入の場合、複数回に分けての申込みが必要。
購入方法:
アルペンルートオフィシャルサイトで購入手続きをし、クレジットカード決済。
購入日の翌日から利用可能なため、乗車予定日前日の午後11:59までに購入の完了が必要。
※(例)2017年10月20日の乗車券の購入可能な期間は、2017年10月19日午後11:59まで。
※購入手続き完了後は、旅客都合による変更・取り消しは不可。
対象区間:
立山駅~黒部湖駅 往復
扇沢駅~室堂駅 往復
割引:
通常運賃の1割引
■アルペンルート紅葉情報をオフィシャルサイトで随時更新
「秋色のアルペンルート」の色づき情報を、オフィシャルサイトで随時更新。立山黒部アルペンルートのおすすめ紅葉スポットなどを紹介している。訪れる際は、ぜひともサイトで最新の紅葉情報をゲットしよう!
オフィシャルサイトURL