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〈最新 旅行ニュース〉

2017年11月4日、上野御徒町に新しい下町文化を発信するランドマーク「上野フロンティアタワー」誕生!上野御徒町は「シタマチ.フロント」へ

2017年11月4日(土) 開業

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上野フロンティアタワー外観

東京・上野の松坂屋上野店南館跡地で開発が進む「松坂屋上野店南館建替計画(上野御徒町プロジェクト)は2017年11月4日(土)、上野御徒町の新たな価値と魅力を加えるランドマークタワーとして「上野フロンティアタワー」を開業する。【松本 彩】

 

 歴史と伝統を背景に発展を遂げてきた上野御徒町エリアの新たなランドマークタワー「上野フロンティアタワー」は、地下1階が松坂屋上野店、1階から6階を「パルコ」、7階から10階を「TOHOシネマズ」、高層部の12階から22階をオフィスとし、街に新たな価値と魅力を伝えていく。 

「シタマチ.フロント」の誕生、新しい下町文化を発信

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シタマチ.フロントロゴマーク

 GINZA SIXや上野フロンティアタワー、渋谷パルコなどの再開発事業を手掛けるJ.フロントリテイリング(山本良一社長、東京都中央区)は、大丸松坂屋百貨店やパルコを傘下とする会社。店舗を核にエリアの魅力を最大化し、地域とともに成長する「アーバンドミナント戦略」を展開している。

 今回の上野フロンティアタワーの開業も、アーバンドミナント戦略の1つ。地域住民らとともに、新しい下町文化の創造と再活性化をリードする存在になることを目指し、「上野フロンティアタワー」「松坂屋上野店本館」、大丸松坂屋百貨店が所有する周辺店舗などを総称し、「シタマチ.フロント」と名付け発信していく。

 シタマチ.フロントは11月4日に街開きする。ゆくゆくは「シタマチ.フロント」が上野御徒町周辺地域を盛り上げるプラットフォームとして、街づくりの合言葉として使用されることを目指すという。

ともだちを誘いたくなる、ちょっとおしゃれなおとなのたまり場「PARCO_ya」登場!

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PARCO_ya外観イメージ

 上野フロンティアタワーの1階から6階を占めるパルコ(牧山浩三社長、東京都渋谷区)は、「ともだちを誘いたくなるちょっとおしゃれなおとなのたまり場」をコンセプトに、全68店舗で構成する「PARCO_ya」を新展開する。 

 1階のエントランスフロアには、2つのカフェとコスメショップなどを導入し、街の玄関口を彩る。2階から5階には、レディス・メンズ複合ファッションや雑貨を展開。各フロアにはコミュニケーションの場となるカフェを配置する。6階は、「映画館」「百貨店」「オフィス」「駐車場」とつながるハブフロアとして、レストランを展開していく。

 今回テナントとして入る68店舗のうち、約8割の52店舗が上野御徒町エリア初出展となる。また、上野御徒町に「思い」がある地元ゆかりの企業11店舗も参加し、街に新しい価値・魅力を加えていく。

上野エリアに映画館が復活!!

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5年ぶりに上野エリアに映画館が帰ってくる

 7階から10階のフロアには、「TOHOシネマズ上野」が出店。上野エリアにはかつて「上野東宝劇場・上野宝塚劇場」「上野セントラル」「上野東急」の3つの映画館が存在していたが、2012年に上野東急が閉館してからは映画館がない状態が続いていた。

 東宝シネマズ上野では、ハリウッドや日本の代表作品に加え、秋葉原から徒歩圏内という立地を生かし、アニメファンからも支持される上映ラインナップを全8スクリーン、1,400席で提供。上野エリアに5年ぶりに復活した映画館で、思う存分作品を楽しみたい。

街歩きを楽しむ女性のためのフロアに、「松坂屋上野店」が生まれ変わる

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地下1階フロアイメージ

 地下1階には松坂屋上野店が、街歩きを楽しむ女性のためのフロアとして、婦人靴に加え、観光案内所の機能を持った新編集売場「上野が、すき。ステーション」を開設する。

 上野が、すき。ステーションには「上野観光所」を設置し、上野エリアの観光情報を発信。周辺の有名店・老舗店の商品なども販売し、ワークショップなどを行うコミュニティスペースも併設する。

 「上野好きが集まって、上野をもっと楽しもう」というコンセプトのコミュニティサイト「上野が、すき。」を活用しながら、上野らしい商品の販売や、プロモーションを行っていく。