変なホテルが、初の海外進出 「グリーンワールドホテルズ」を子会社化完了 HISホテルホールディングス
2017年5月23日(火) 発表
HISホテルホールディングス(平林朗社長、HHH)は5月23日に、台湾でホテルチェーン大手の「グリーンワールドホテルズ」(GWH、台北市)の子会社化を終えたと発表した。変なホテルの海外進出も視野に入れる。(写真は、長崎県佐世保市にあるハウステンボスのもの)
◆変なホテルが、初の海外進出
子会社化が終了し、HISホテルホールディングス(HHH)は台北市内16軒のホテルを経営管理することとなる。このうちの1軒を変なホテルに改装。変なホテルが初の海外進出に乗り出していく。 子会社化を機に、中国語圏市場や東南アジア、オセアニアなどの海外進出へ拍車をかける。国内で培ったホテル運営やマーケティングのノウハウを生かしていく。ホテル事業の収益を拡大する一方で、HISの旅行事業との相乗効果も狙う。
◆今後5年間で、国内外100軒目指す
HHHは3月21日にGWHの第3者割当増資を引き受け、5月23日に新株発行に関して振込手続きを終えた。所有株数は5596万1455で所有割合は51%。 なお変なホテルの3号棟目は8月1日に愛知県・蒲郡市のラグーナテンボスで開業する見通し。自社ブランドの国内外ホテルと合わせ、HISグループは今期30軒のホテルを展開。今後5年間で国内外100軒まで広げる考えだ。
◆関連項目
HIS
変なホテル(ハウステンボス)