「モーツアルトの奇蹟~過ぎゆく時を超えて」 草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァル 2017年
8月17日(木)~30日(水)
38回目となる今回のテーマは「モーツアルトの奇蹟~過ぎゆく時を超えて」。期間中、一流演奏家によるレッスンのほか、午後4時~6時には一般向けコンサートが行われる。
37年間、群馬県・草津温泉を代表するイベントとして成長してきた「草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティバル」
8月の2週間、講習会(アカデミー)と、演奏会(フェスティヴァル)を併せて実施する、音楽祭です。
◆はじまりは1980年に遡る
音楽監督に、ヴァイオリニストの豊田耕児氏。実行委員長に、音楽評論家の遠山一行氏(故人)。2人のタッグによって生まれた同音楽祭。これまで、アントニー・シピリ氏(ピアノ、アメリカ)や、サシコ・ガヴリロフ氏(ヴァイオリン、ドイツ)、パオロ・フランチェスキーニ氏(ヴァイオリン、イタリア)など、世界的な演奏家が講師として招かれ、後進の指導にあたってきました。庄司紗矢香氏(ヴァイオリン)や、伊藤文乃氏(ヴァイオリン)といった、世界に羽ばたいた受講生も多いそうです。
◆多彩なコンサートを毎日開催
演奏家や受講生らが主役となる講習会(アカデミー)のほか、一般のお客向けのコンサートを期間中毎日実施します(有料)。場所は「草津音楽の森国際コンサートホール」。
最終日、優秀な受講生による「スチューデント・コンサート」も楽しみの1つ。こちらは入場無料で、新進気鋭の若手アーティストによる演奏は迫力満点です。
ほかにも、「子どものためのコンサート」を天狗山レストハウスで開催し、親子連れにとっても、良い思い出になる工夫を施しました。
◆演奏会(フェスティヴァル)プログラム
「モーツアルトの奇蹟~過ぎゆく時を超えて」のテーマのもと、さまざまなプログラムを用意。実施開場と開催時間は一部を除き、すべて「草津音楽の森国際コンサートホール」と、午後4時~午後6時。
◆8月17日「オープニング・コンサート/ウィーンのモーツアルトとブラームス」
◆8月18日「パノハ弦楽四重奏団と仲間たち/モーツアルト、室内楽の奥深さ」
◆8月19日「サシコ・カヴリロフ ヴァイオリン・リサイタル 遠山慶子を迎えて/古代から現代」
◆8月20日「合唱団とオーケストラ/モーツアルトとミヒャエル・ハイドンのレクイエム」
◆8月21日「岡田博美 ピアノ・リサイタル/鍵盤楽器の室内楽」
◆8月22日「オルケストラ・ダ・カメラ・ディ・ペルージャとウィーンのソリストたち」
◆8月22日「ジェンマ・ベルタニョッリ ソプラノ・リサイタル/モーツアルトのアリアとリート」
◆8月24日「木管アンサンブルの夕べ/モーツアルトの野外の音楽」
◆8月24日「ポピュラー・コンサート」※1
◆8月25日「子どものためのコンサート at 天狗山レストハウス 「動物と音楽~さあ、音楽にのってみんなで動物園に行こう!」※2
◆8月25日「モーツアルトの音楽と彼が兄のように付き合ったミヒャエル・ハイドンの音楽」
など。
詳しくはこちら↓
http://kusa2.jp/wp-content/uploads/2017/05/38leafletpdf.pdf
※1は、午後7:30~9:30の実施予定。※2は、午前10:30~11:00の実施予定。
◆チケット問い合わせ先
開始:2017年6月1日~
「草津アカデミー・チケットサービス」電話:0120-949-932
「草津アカデミー・オンライン・チケットサービス」URL:http://kusa2.jp/
そのほか「チケットぴあ」など、各プレイガイドでも購入可能。
◆5月11日、ぐんまちゃん家でイベントを実施 「草津アカデミー at ぐんまちゃん家」
銀座ぐんまちゃん家で、現代音楽家の西村朗音楽監督が自ら、同イベントについて説明した。
草津町の福田隆次副町長や、草津温泉観光協会の中澤敬会長、同イベント事務局長の井阪紘氏、同イベント「友の会」専務理事の宮脇宏氏も来場。旅行会社担当者や、メディアに対し精力的なアピールを展開した。
多くの関係者が、駆けつけ、大盛況となった「草津アカデミー at ぐんまちゃん家」。
草津アカデミー at ぐんまちゃん家では、金管四重奏アンサンブル「音泉」も登場。動画は、演奏のようす。
草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァル